不遇のエジル、アーセナルで出場機会増加か 英紙も注目「命綱が投げられた」
移籍の噂が絶えないエジル、開幕戦で出場の可能性も アルテタ監督が方針転換か
アーセナルで長らく出番を失っていた元ドイツ代表MFメスト・エジル。トルコや中東への移籍の噂も絶えないなかで、ミケル・アルテタ監督の下でポジションを取り戻す可能性が浮上している。英紙「ザ・サン」が報じた。
新型コロナウイルスによる中断期間からの再開後は出番が1試合もなく、実戦から約半年間遠ざかっていたエジル。今季が契約最終年となり、トルコや中東サウジアラビアへの移籍の噂が持ち上がっていたが、現地時間5日に行われたアストン・ビラとのプレシーズンマッチに先発出場を果たした。
ヨーロッパでは代表戦が行われている関係で一部主力が不在のなかとはいえ、リバプールとのコミュニティー・シールドでもメンバー外だったエジルの復帰は驚きを与えた。
これを受け、英紙「ザ・サン」は「メスト・エジルに命綱が投げられた」と報じ、エジルが今季の戦力に含まれる可能性を指摘している。同紙は今週末に行われるフルハムとのプレミアリーグ開幕戦でもエジルに出番が訪れる可能性があるとレポートしている。
アルテタ監督は契約が残り1年を切ったエジルを今夏に放出する線は諦めた模様で、週給35万ポンド(約4900万円)という高給のエジルをチーム内で燻ぶらせておくのではなく、チームに加える方法を模索しているという。
31歳の司令塔は再びアーセナルで輝きを放つことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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