これぞ岡崎慎司! 豪快ダイビングヘッド弾をスペイン紙称賛「壮観」「疑いの余地なし」

今シーズンスペイン1部で戦うウエスカFW岡崎慎司【写真:SD Huesca】
今シーズンスペイン1部で戦うウエスカFW岡崎慎司【写真:SD Huesca】

サバデルとの練習試合で1得点、左からのクロスをダイビングヘッドで叩き込む

 新シーズンからスペイン1部に昇格するウエスカ所属の日本代表FW岡崎慎司が、現地時間4日に行われた2部サバデルとの練習試合に先発出場し、豪快なダイビングヘッドでチーム2点目をマーク。3-0の勝利に貢献し、リーガ・エスパニョーラ開幕に向けて弾みをつけた。

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 昨夏にウエスカへ加入した岡崎は、スペイン2部で37試合に出場しチーム最多となる12ゴールをマーク。リーグ優勝と昇格を達成し、今季は念願のスペイン1部の舞台に臨む。

 新シーズン開幕が近づくなか、日本人ストライカーは好調を維持しているようだ。先月26日の練習試合アラベス戦(2-1)でゴールを決めている岡崎は、今回のサバデル戦にも先発出場。そして見せ場が訪れたのは、1-0とリードして迎えた後半42分だった。

 左サイドから右足で蹴られたクロスに対し、岡崎はペナルティーエリア内で相手と競り合いながらダイビングヘッド。シュートはワンバウンドしてゴール右隅に吸い込まれた。

 岡崎の代名詞とも言える豪快な一撃を、スペイン紙「スポルト」が「見事なクロスからのヘッド」と伝えれば、スペイン地元紙「Diari de Sabadell」も「壮観なヘディングシュート」と称えた。またスペイン紙「マルカ」は、ウエスカの戦いぶりについて「疑いの余地がないのは、ラファ・ミルと岡崎慎司がゴールを決めることだ」と、チームの得点源として計算できる存在だと綴られている。

 この日の勝利でウエスカは2勝2分と無敗でプレシーズンを終えて、現地時間13日のビジャレアルとのリーグ開幕戦に臨む。日本代表MF久保建英との“日本人対決”がいきなり実現するなかで、岡崎は初挑戦となるスペイン1部でストライカーとして結果を残せるだろうか。

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