“次代のC・ロナウド”は50億円で7位 「10代選手の歴代移籍金ランキング」を海外特集

10代選手の歴代移籍金ランキングにランクインした選手たちの今後に期待だ【写真:Getty Images & AP】
10代選手の歴代移籍金ランキングにランクインした選手たちの今後に期待だ【写真:Getty Images & AP】

ウルブスに50億円で移籍した18歳FWファビオ・シルバ、歴代7位にランクイン

 プレミアリーグのウォルバーハンプトンは5日、日本代表MF中島翔哉の所属するポルトから18歳のU-19ポルトガル代表FWファビオ・シルバをクラブ史上最高額となる4000万ユーロ(約50億円)で獲得した。これを受けてスペイン紙「AS」が「10代選手の歴代移籍金ランキング」を公開。プロデビューから約1年で大きなステップアップを果たしたシルバは、歴代7位にランクインした。

 名門ポルトのユース出身のシルバは16歳でクラブとプロ契約を締結し、昨年8月にデビュー。昨季はリーグ戦12試合で1得点を決めていた。“NEXTクリスティアーノ・ロナウド”とも呼ばれるそのポテンシャルを評価され、プレミアリーグで躍進するウルブスに引き抜かれた。

 その移籍金はボーナス込みで最大4000万ユーロと伝えられている。ポルトガル代表MFレナト・サンチェス(ベンフィカ→バイエルン・ミュンヘン/現リール)の3500万ユーロ(約44億円)、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(エバートン→マンチェスター・ユナイテッド/現ダービー)の3700万ユーロ(約46億5000万円)、イングランド代表DFルーク・ショー(サウサンプトン→マンチェスター・ユナイテッド)の3750万ユーロ(約47億円)を超え、10代選手の移籍としては歴代7位の金額となった。

 レアル・マドリードに所属するFWヴィニシウス・ジュニオールとFWロドリゴのブラジル代表コンビは、いずれも4500万ユーロ(約57億円)でそれぞれ6位と5位にランクイン。2015年にモナコからユナイテッドへ渡ったフランス代表FWアンソニー・マルシアルが6000万ユーロ(約75億円)で4位となった。

 昨夏にビッグクラブによる争奪戦が繰り広げられたオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(アヤックス→ユベントス)が8550万ユーロ(約107億円)で3位。2位のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(ベンフィカ→アトレティコ・マドリード)になると1億ユーロの大台を超え、1億2600万ユーロ(約158億円)に到達。「10代選手」という括りを外しても歴代3位の記録だ。

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