0-3完敗の浦和、チームの課題は? DF槙野が言及「ボール保持するなかでどう崩すか…」

マイボール時の質を高めることが難しい状況に

 相手への対応にトレーニング時間を割くことで、マイボール時に自分たちから仕掛けていく部分の質を高めることが難しい状況にあることが浮き彫りになった。このC大阪戦に関しても槙野は「クロスからチャンスは作ったけれども、もう一つ二つ、クロスだけでないボールの動かしや、2列目など遠目からシュートを打つことが少し足りない。そうすれば相手も出てこないといけないしそのクオリティーを出さないと」と話した。

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 浦和の攻撃がゴール前で得点力を見せるレオナルド、下がってボールを引き出す興梠慎三の2トップへの依存度が高くなっているのは現実だろう。神戸戦、大分戦はセットプレーも利して同点にすることができたが、J1でも失点数が少ないC大阪にリードを許す展開は、今の浦和にとって重く圧し掛かった。

 浦和は現在リーグ14試合で18ゴール。消化試合数にバラつきがあるとは言え10位以内のチームで20得点未満なのは浦和のみだ。この課題をどう解決していけるかどうかは、上位に食らいついていけるのかどうかに大きく関わることになるのではないだろか。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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