メッシのバルセロナ残留を現地紙が分析 4つの“メリット”と4つの“デメリット”とは?
メッシのサラリーは負担、ファンの気持ちがチームにとって悪影響を及ぼす可能性も
その一方、メッシ残留によるデメリットもあるという。1つ目が「多額のサラリー」だ。「メッシをキープするには多額の費用を要し、バルセロナにとっては、移籍マーケットで動こうとする際の妨げとなる」と指摘。そのうえで「新世代の台頭の遅れ」も問題点として挙げる。「メッシにもいつか終わりは訪れる。どこかの段階で確実にクラブを去ることになるが、メッシがいる限りはチームを再建するのは簡単なことではない」と分析している。
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また「チーム結束の阻害」もマイナス要素になるという。「バルセロナにおいて、メッシのピッチでの影響力は巨大で、全てで絡んでくる。メッシがいなければ、ロナルド・クーマン新監督はメッシに頼らない、新たな、よりバランスの良いチーム作りをスタートさせることができる」と言及する。
そして最後が「ファンの気持ち」だ。「メッシはバルセロナのアイドルである。しかし、ここ数週間の同選手の行動に関して、一部のバルセロナファンは良く思っておらず、その怒りがメッシ自身やロッカールームに影響する可能性がある」と締めくくっている。
メッシ残留による様々なメリットとデメリットが考えられるなか、今夏からチームを率いるロナルド・クーマン新監督はどのようにチームをまとめ上げるのか。その手腕とともに、メッシの動向にも注目が集まりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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