神戸FW古橋、日本の“秘密兵器”へ “同級生”南野らとの代表競演を熱望「意識しかしていない」
目標は2022年カタールW杯出場 「思いは強くなった」
代表合宿はわずかな時間だったが、古橋の気持ちを大きく突き動かすには十分だった。2017年にJ2のFC岐阜でプロキャリアをスタートさせ、大卒1年目から主力に定着。42試合6得点をマークし、翌18年には26試合11得点の結果を残して夏に神戸からオファーが届いた。悩み抜いた末にJ1挑戦を決め13試合5ゴール。19年には31試合10ゴールをマークし、二桁得点に乗せた。今季も開幕から公式戦4試合連続ゴールをマークし、中断明けもリーグ戦で好調をキープ。一気にJ屈指の“スピードスター”として、エース候補にのし上がった。そして、初めての代表活動を経て、改めて目標は明確となった。
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「カタール・ワールドカップにやっぱり出たい。そのためには、日本代表にまた選ばれないといけない。やっぱり一度選ばれたことで、思いは強くなりましたね。(クラブでも)毎日が衝撃的なんですけど、(代表選手は)少しのプレーでも精度が違う。特に試合前の練習では普通は怪我したくないと思うんですけど、球際に厳しくいっていて、世界と戦うためにはこうやって高めていかないといけないと痛感した」
神戸から世界へ――。日本の“秘密兵器”となるために、古橋はJリーグで自身を磨き続ける。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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