長谷部フランクフルトの新監督に、日本との因縁もある元クロアチア代表主将が就任
06年W杯で日本と対戦したニコ・コバチ氏 弟ロベルトもコーチとして入閣
日本代表主将のMF長谷部誠が所属するフランクフルトは、解任されたアルミン・フェー前監督の後任として、ニコ・コバチ新監督の就任を現地時間8日に発表した。
コバチ監督は元クロアチア代表MFで、2006年ドイツワールドカップでは同国の主将として日本と対戦している。また、同国代表の監督として臨んだ14年のブラジルワールドカップでは、開幕戦で開催国ブラジルと対戦。日本の西村雄一レフェリーのPK判定が物議を醸し、ベンチで激昂している姿を記憶しているサッカーファンも多いかもしれない。
フランクフルトは現在ブンデスリーガで18チーム中16位と低迷。このままの順位でシーズンを終えれば、2部との入れ替え戦が待っている。また、自動降格圏となる17位ホッフェンハイムとの勝ち点差はわずかに3ポイント。早急な立て直しが求められる状況にある。
新監督が弟のロベルト・コバチ氏をアシスタントコーチに加えることも、同時に発表されている。定まらない長谷部の起用法が新監督によってどうなるかも注目されるところだ。初陣は12日の敵地ボルシア・メンヘングラードバッハ戦になる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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