「シンジの運命も変わっていたかも」 香川、マンUでの”分岐点”に英再注目「2013年夏以降も…」
ファン・デ・ベーク獲得で歴代のユナイテッドMFにスポットライト 香川も紹介
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2日、アヤックスからオランダ代表MFファン・デ・ベークを獲得したと発表した。移籍金は3500万ポンド(約50億円)と報じられているが、英メディアはこれまでユナイテッドに移籍した中盤選手に脚光を当て、MF香川真司も紹介し、「シンジ・カガワの運命も変わっていたかもしれない」と指摘している。
昨季プレミアリーグを3位で終え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したユナイテッドは、新シーズンのリーグ奪還と欧州制覇の両立に向け、レアル・マドリードとの争奪戦を制してファン・デ・ベークの獲得に成功した。ボランチでフランス代表MFポール・ポグバとコンビを形成することが予想されている。
そんななか、英メディア「GIVE ME SPORT」はユナイテッドが2012年以降に獲得した中盤選手にスポットライトを当てており、2012年にドルトムントから加入した香川も名を連ねている。「2013年の夏以降もファギーがとどまっていたら、シンジ・カガワの運命も変わっていたかもしれない」と指摘している。
香川の獲得を望んだアレックス・ファーガソン元監督が2013年に退任したことで、香川は徐々に居場所を失い、「ファン・ハールは香川に一切関心を示さなかった」と、ルイス・ファン・ハール監督の冷遇により、ドルトムントへの出戻りを決断したと振り返っている。現在スペイン2部レアル・サラゴサに在籍する香川だが、ユナイテッドでもっと活躍する姿を見せたかったのが本音としてあるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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