ロナウジーニョ、“バルサ黄金期”を呼ぶ衝撃30m弾に再脚光 「天才」「スペクタクル」
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リーガ公式SNSが17年前に生まれた初ゴールを回顧
数々のスーパープレーで、2000年代のサッカー界で輝きを放った元ブラジル代表FWロナウジーニョは、スペインの名門バルセロナでキャリアの絶頂期を過ごした。リーガ・エスパニョーラ公式SNSは3日、2003年の同日に生まれた“ロナウジーニョ伝説”の始まりとなる衝撃のゴラッソを回顧。コメント欄ではファンが「フットボールの天才」「スペクタクル」など、感嘆の声を上げている。
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ロナウジーニョは2003年夏に、パリ・サンジェルマンからバルセロナに移籍。左ウイングからカットインしていくプレースタイルを確立し、1年目からリーグ戦32試合15得点と猛威を振るう。翌04-05シーズンからリーガ・エスパニョーラを連覇、05-06シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制した。ロナウジーニョ自身も05年のバロンドールを受賞するなど、5シーズンを過ごしたバルセロナでのキャリアは栄光に彩られている。
今回リーガ公式SNSが振り返ったのは、そんな“ロナウジーニョ伝説”の幕開けとなった初ゴールだ。2003年9月3日に行われたリーガ第2節のセビージャ戦(1-1)。1点を追う後半13分、GKビクトール・バルデスがボールをキャッチすると、自陣左サイドのロナウジーニョに素早く展開。ボールを受けたロナウジーニョはドリブルを開始し、敵陣で1人目を華麗にかわすと、寄せてきた2人目もフェイントで翻弄。そのままゴールまで約30メートルの距離から右足を振り抜くと、強烈な一撃が相手GKの頭上を破ってクロスバーを直撃し、ゴールに吸い込まれた。
この伝説のゴラッソ動画を、リーガ公式インスタグラムは「なんてゴールだ!」と記して紹介。同じくリーガ公式ツイッターは、「17年前、ロナウジーニョは我々に最初の芸術作品を与えてくれた」と綴り、衝撃的な弾道の一撃を称えている。そしてこの映像を見たファンからは、それぞれのコメント欄に「フットボールの天才」「スペクタクル、ボールを持った魔法使い」「レジェンド」「なんてクラックだ!」「フットボールの美」といった称賛のほか、「偉大なバルサ時代が始まった」「バルサの歴史を変えたゲーム」など、ロナウジーニョのリーガ初ゴールが近年のバルサ黄金時代の幕開けになったとする声も上がった。
稀代の天才が、衝撃の初ゴールを決めてから17年。ロナウジーニョが見せた魔法の数々は、長い年月が経過した今でもファンを魅了してやまないようだ。