伊紙が本田圭佑の変貌ぶりを特集 「ベッカムと同じ運転手でショッピングもする」
「この日本人は昨季と比べると別人のようだ」
イタリア地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトが4日付の紙面でACミランMF本田圭佑について特集記事を組み、私生活の変貌ぶりについて報じている。かつてミランでプレーした元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムと同じ専属ドライバーを雇っていることなども伝えている。
ガゼッタ紙は「再発見。本田、ミランを新たに納得させた。言葉、街、食事。こうして、圭佑は生まれ変わった」との見出しで特集。「この日本人は昨季と比べると別人のようだ。ベッカムと同じ運転手で、モンテ・ナポレオーネ通りでショッピングもする。イタリア語で会話もするし、長友と寿司も食べる。インザーギ監督は彼をとても信頼している」と報じ、「2人ともかなりの数の個人スポンサーがついている。2人ともにプロフェッショナルなサッカー選手」とベッカムとの共通点についても言及している。
さらに「圭佑の回復には秘密があった。自分の新しい領域を確保した。特に長友との寿司だ。本田はイタリア語も話す。ミラネッロでイタリア語の個人レッスンで勉強している。彼も使える単語が増えて、今は話せるようになった。オランダとロシアでの経験から英語は話せていた。本田は新たな言語も使えるようになった」とし、ミラネッロでの家庭教師、そしてミラノ市内の和食屋で寿司をつまみながら親友のインテルDF長友佑都を教師役にしてイタリア語を習得している様子を伝えている。
また特集では住環境が落ち着いている様子も触れている
「ホテルを出て、ミラノの中心街にアパートを見つけて住んでいる。モンテ・ナポレオーネ通りの近くだ。家族と住んでいる。それと同時にプライバシーの守りも固くなる。子供の誕生も周囲を驚かせたぐらいだ。本田のスタッフは数か月前から、圭佑のプライバシーを守るために、不自然な疲れを訴えていた」
パパラッチという言葉の発祥の地でもあるイタリアだけにメディア対策も重要な要素。私生活に関する本田のガードの高さは伊紙からも認められているようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web