リヨン熊谷紗希、CL決勝のスーパー無回転弾が大会ベストゴールランキング2位に選出
女子CL決勝のヴォルフスブルク戦で決めた圧巻ゴールがUEFA選出ゴールランク2位
リヨンに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)DF熊谷紗希が現地時間8月30日に行われたUEFA女子チャンピオンズリーグ(CL)決勝のヴォルフスブルク戦(3-1)で決めた無回転のミドルシュートが、大会ベストゴールランキングで2位に選出された。UEFA公式サイトが発表した。
熊谷は2013年からリヨンに所属。在籍している7シーズンすべてでリーグ優勝を経験し、さらに国内カップも6度優勝、CLは今季で5連覇となった。
今季決勝のヴォルフスブルク戦に先発出場した熊谷は、1-1で迎えた前半44分にこぼれ球を左足で蹴り込んで決勝点を挙げている。ペナルティーエリアの外から放たれた強烈なシュートは無回転で揺れながら落ち、GKの手が届かないゴール右隅のネットを揺らした。
この“ゴラッソ”が、UEFAが選出する今季の女子CLベストゴールランキングトップ5に選出された。リヨンの同僚ウェンディ・ルナールが準決勝のパリ・サンジェルマン戦で決めたゴールも3位にランクインするなか、熊谷のゴールは堂々2位に入った。
なお、1位はパリ・サンジェルマンのフランス代表FWマリー=アントワネット・カトトが準々決勝のアーセナル戦で決めたゴールが選出された。カトトは右コーナーキックから右足のダイレクトボレーを豪快に叩き込んだ。
■UEFA選出の女子CLベストゴールトップ5
1位 マリー=アントワネット・カトト(PSG/準々決勝アーセナル戦)
2位 熊谷紗希(リヨン/決勝ヴォルフスブルク戦)
3位 ウェンディ・ルナール(リヨン/準決勝PSG戦)
4位 ローレン・ウェイド(グラスゴー・シティ/準々決勝ヴォルフスブルク戦)
5位 ベス・ミード(アーセナル/準々決勝PSG戦)
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