米メディアがリオ予選敗退のなでしこを「大失敗」と一刀両断! 澤さんの愛ある苦言を大特集
アメリカで活躍し、現地での異名は「クイック・サワ」
澤さんはアメリカでも抜群の知名度を誇る。2000年から03年にアタランタ・ビートで、09年から10年までワシントン・フリーダムでプレーした経験を持つ。ワールドカップや五輪での活躍だけでなく、女子サッカー大国である米国にも果敢に挑戦し、俊敏な動きとテクニックで相手を翻弄してきた。それを知る本場のサッカーファンからは「クイック・サワ」との異名をつけられた。2012年1月にFIFA年間最優秀選手に輝き、世界の女子サッカーをけん引してきた存在として現在もアメリカでリスペクトを集めている。
日本と米国は2011年のドイツワールドカップ、12年のロンドン五輪、そして昨年のカナダワールドカップと三度決勝戦で激突してきた。それだけに今回の予選敗退について特集では「大失敗」と一刀両断にしている。「日本の予選敗退は衝撃的だ。わずか8ヶ月前に女子ワールドカップ決勝を戦ったことを考えれば…」と伝えている。
それと同時に昨年引退した澤さんが大会を通じてチーム全体の団結力などに疑問の声を挙げていたことについても言及している。