「ワンチャンでオファー来るかもと…」 長友、13年前にマルセイユ戦で決めた”弾丸ミドル”を自賛

オリンピック・マルセイユへの移籍が決定したDF長友佑都【写真:Getty Images】
オリンピック・マルセイユへの移籍が決定したDF長友佑都【写真:Getty Images】

クラブ公式ツイッターが大学選抜の遠征でマルセイユと親善試合した貴重映像を公開

 昨季までトルコ1部ガラタサライでプレーしていた日本代表DF長友佑都が現地時間8月31日、フランスの名門マルセイユへの加入が決定した。同僚の日本代表DF酒井宏樹と“両翼コンビ”として期待され、背番号は25。クラブ公式ツイッターは「『ようこそ』と言うより、『おかえり』?」として13年前に長友が大学選抜でマルセイユを訪れた時の”秘蔵映像”を公開している。

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 長友はFC東京から2010年夏にイタリア1部チェゼーナへ移籍。翌年1月にイタリアの強豪インテルへ加入した。セリエAで長年活躍をした左サイドバックは、18年6月からガラタサライでプレーし、昨季前半戦は15試合1ゴールをマーク。だが、後半戦では登録選手リストから外れ、公式戦に出場しないまま、退団が決定していた。

 新天地が注目されていた長友だが、リーグ9回の優勝を誇り、昨季2位となったフランスの強豪行きが発表。新シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場が決まっている。

 現地時間8月31日に行われた公式発表では、「獰猛な戦士」「サンダースピード」「不断のランナー」と長友のキャッチコピーを披露。そんななか、マルセイユの公式ツイッターは「『ようこそ』と言うより、『おかえり』? 実は@YutoNagatomo5(長友のアカウント)2007年にマルセイユのトレーニングセンターでOM(オリンピック・マルセイユ)と親善試合をしていました」として、13年前の映像を公開している。

 長友は明治大在籍時に大学選抜の遠征でマルセイユの地を訪れ、親善試合に参加。映像では、こぼれ球に反応した長友が走り込んで強烈な弾丸ミドルを決めた瞬間が納められている。これに長友自身も返信した。

「13年前、大学選抜の遠征で、マルセイユと練習試合をした時の映像。自分で言うのもなんやけど、ゴラッソやん。笑 ワンチャンでオファー来るかもと一瞬夢を抱いたのが懐かしい。そして13年越しのオファー。ただただ嬉しい」

 現地時間9月1日には初練習に臨んだ長友。13年前に夢見た舞台で33歳の新たな挑戦が始まる。

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