インテル、コンテ監督の古巣からカンテを含む3選手に興味 資金捻出で主力を売却か
インテルのターゲットはカンテ、エメルソン、ジルーの3人
チェルシーはインテルが獲得を目指しているフランス代表MFエンゴロ・カンテに8000万ポンド(約114億円)の移籍金を設定したようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
現在、インテルを率いているアントニオ・コンテ監督は、2016年から18年にわたってチェルシーで指揮を執っていた。チームの強化を目指すなかで、以前指揮したチェルシーから、カンテ、ブラジル代表DFエメルソン・パルミエリ、フランス代表FWオリビエ・ジルーという3選手の獲得を希望しているという。
クラブ間で最初の交渉が行われたとされているが、チェルシーのフランク・ランパード監督はカンテの放出を望んでおらず、クラブも8000万ポンド以下での売却は考えていないという。
今夏の移籍市場でチェルシーは、ドイツ代表FWティモ・ヴェルナー、モロッコ代表FWハキム・ツィエク、イングランド代表DFベン・チルウェル、U-21フランス代表DFマラング・サール、ブラジル代表DFチアゴ・シウバを獲得。さらに今週中にも、レバークーゼンからドイツ代表MFカイ・ハフェルツを9000万ポンド(128億3700万円)で獲得する見込みだ。大金を費やしたクラブは、選手売却によって収入を得ることも考えている。
インテルは、コンテ監督の求める選手たちを獲得するためには選手を放出する必要があり、わずか半年しか在籍していないデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、放出候補となっている。また、イタリア代表MFロベルト・ガリアルディーニ、ウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノ、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチも、売却の対象となっているという。
コンテ監督は昨冬の移籍市場でもジルーの獲得を狙っていた。バルセロナに退団をリクエストしたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの行き先候補としても名前が挙がるインテルだが、新シーズンに向けてどのような選手を揃えるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)