あまりに長すぎた春 女子サッカー界を世界一に導いたなでしこ佐々木監督の功罪とは
自国開催の22年東京五輪でなでしこは頂点に輝けるか?
今予選後に佐々木監督が退任する。主将を務めたMF宮間あやには代表引退の可能性も浮上している。メンバーには代表チームから離れる選手も出てくるだろう。大きな転換期になるのは間違いない。U-23とU-20の女子代表を率いる日本代表を率いる高倉麻子新監督の就任が濃厚視されているが、新体制が歩き始める道が平たんでないことは確かだ。
それでも、次の東京五輪が自国開催で出場権が確保されているのは大きな救いだ。なでしこジャパンは、2019年の女子ワールドカップフランス大会、そして、20年の東京五輪へ向け、なでしこはチャレンジャーとしての再スタートを切ることになる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images