レバンドフスキ、三冠貢献は「バロンドールに値する」と自認 「これほどの結果を出せば…」
バロンドールにふさわしいと思う選手を問われ、「私だ」と回答
バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、チームのブンデスリーガ8連覇と7年ぶり6度目のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した。2020年バロンドールにふさわしかったのは「私だ」と語ったという。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
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レバンドフスキは19-20シーズン開幕からリーグ戦11試合連続ゴールを記録するなど、例年以上のペースで得点を量産。歴代4位タイとなるシーズン34ゴールで通算5回目、3年連続のリーグ得点王に輝き、MVPも獲得。バイエルンが全勝優勝という歴史に残る記録を打ち立てたCLでも、10試合15ゴールの大活躍で大会得点王に輝いた。
欧州サッカー界で最も名誉ある個人賞であるバロンドールは今年、新型コロナウイルスによるシーズンの延期や中止で公平性を欠くことから残念ながら中止となったが、「ESPN」によると報道陣から誰が今年のバロンドールにふさわしかったと思うかと問われたレバンドフスキは「私だ」と回答。さらにこう続けている。
「バイエルンは可能な限りすべてのタイトルを獲得した。そして、私は出場したすべての大会(ブンデスリーガ、CL、DFBポカール)でトップスコアラーだった。これほどの結果を出せば、バロンドールに値すると思う」
ここ12年間、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が計11回を分け合ってきたバロンドール。もし両選手以外での受賞ならば、18年のクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)以来の快挙となっていた。
チームの三冠達成の立役者となったレバンドフスキ。バロンドールは“幻の受賞”となってしまったが、その功績が色褪せることはないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)