毎年恒例の失速劇… ベンゲル監督が去就質問に「メディアよりフロントが愚かだと思っているのか?」と激昂

お家芸の勝負弱さにサポーター不満噴出

 毎年恒例の終盤戦で失速しているアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が記者会見で去就問題に関する質問に激昂。怒りの反論をしている。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。

 今季のアーセナルは例年より守備に重きを置きつつも、アシストキング、ドイツ代表MFメスト・エジルの奮闘もあって2003-04シーズン以来となるプレミア制覇を視界に入れていた。しかしリーグ戦4試合で勝ち星を挙げられず、首位レスターとの勝ち点差は8まで開いた。そしてリーグと同時並行で臨むUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもバルセロナにホームで0-2と完敗し、タイトルが大きく遠のいている。

 ここ数年繰り返されている“失速のアーセナル”だが、この時期になると話題に挙がるのがベンゲル監督の去就だ。ロンドンの雄を96-97シーズンから率いているフランス人指揮官は、年俸800万ポンド(約13億円)の契約が2017年に満了する。FAカップは昨季まで二連覇果たしているものの、リーグ制覇から長らく遠ざかっている。伝統と化した勝負弱さにサポーターからの不満は噴出している。

 ベンゲル監督に対して契約延長の話が持ち上がった場合にファンが反発するのではないかという質問が飛んだ。普段冷静沈着な知将が珍しく怒りをあらわにしたという。

 

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