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鈴木武蔵、デビュー戦での“好機連発”に現地注目 惜しくもポスト直撃…「ゴールに値した」
ベールスホットの一員としてスタンダール戦に出場し、連続でシュートを放つ
日本代表FW鈴木武蔵は、今夏の移籍市場でJ1北海道コンサドーレ札幌からベルギー1部ベールスホットに移籍。現地時間30日のスタンダール・リエージュ戦(0-3)で途中出場し、デビュー戦となったなか、いきなり好機を連発して現地メディアも注目している。
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鈴木は2012年にアルビレックス新潟でJリーグデビューを果たした後、水戸ホーリーホック、松本山雅FC、V・ファーレン長崎を経て、昨季に北海道コンサドーレ札幌に加入。得点源として33試合13ゴールを記録し、今季も出場したリーグ戦全4試合でゴールを奪っていたなか、8月18日にベールスホットへ完全移籍が発表された。
そして、第4節スタンダール戦が鈴木にとっての“デビュー戦”となった。0-2の後半32分、MFライアン・サヌシに代わって途中出場。挽回の策として投入されると、同37分にチャンスを迎える。
左サイドからのパスを受けてペナルティーエリア外から右足を振り抜くと、強烈なミドルシュートがGKアルノー・ボダールにセーブを強いる。一度はDFにクリアされるものの、ベールスホットはボールを奪い返し、右サイドからマイナスのクロス。これを受けた鈴木が今度は左足で合わせてゴールを狙ったが、今度はポストに阻まれてネットを揺らすことはできなかった。
結果的にベールスホットはさらに追加点を許し、0-3で敗戦。今季4試合目にして連勝が「3」で途切れ、初の黒星となった。ただ、デビューからわずか5分でチャンスを連続して生み出した鈴木には現地メディアも注目している。
ベルギーメディア「Sporza」は「スズキは祝福の準備ができているように見えたが、ポストに阻まれてしまった」と速報。同「HLN」も「スズキが襲いかかり、ボダールとポストに防がれたが、彼らはゴールに値した」と伝えている。また、「イレブン・スポーツ」は「惜しくもスズキの一撃は反撃の1点とはならなかった」としていた。
結果こそ出なかったものの、インパクト十分のデビュー戦を終えた鈴木。ここまで健闘するチームとともに、どのようなシーズンを過ごすのか注目したい。