「最高の天才」ロナウジーニョ、伝説の“回転オーバーヘッド弾”に再注目 「クレイジー」
リーガ公式インスタグラムが2006-07シーズンの天才的なオーバーヘッド弾を回顧
2000年代のリーガ・エスパニョーラで輝きを放ったスーパースターの1人に挙げられるのが、バルセロナ黄金時代の礎を築いた元ブラジル代表FWロナウジーニョだろう。引退後は何かと世間を騒がせているものの、現役時代に見せた超絶プレーは唯一無二と言えるものばかり。リーガ公式インスタグラムは、「ラ・リーガ史におけるロナウジーニョの最高のトリックの一つ」と綴り、伝説のオーバーヘッド弾の動画を公開。ファンからは「最高の天才」「フットボールの詩人」など称賛の声が寄せられた。
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ロナウジーニョは2003年から5シーズンにわたってバルセロナに在籍。リーガ・エスパニョーラ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇1回のほか、個人としても05年にバロンドールを受賞するなどキャリアの全盛期を過ごした。
そのなかで今回スポットライトが当てられたのは、2006-07シーズンのリーガ第12節ビジャレアル戦(4-0)で生まれた天才的な一撃だ。本拠地カンプ・ノウでの一戦、バルセロナが3-0で迎えた後半43分に伝説のシーンが生まれる。元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスの右サイドからのクロスに対し、ファーサイドにフリーでポジションを取ったロナウジーニョが胸トラップすると、ボールが浮いている間に素早く体を時計回りに回転。ゴールに背を向けた状態からマーカーと相手GKを嘲笑うかのように右足でオーバーヘッドキックを繰り出し、ゴールネットを揺らした。
この映像をリーガ公式インスタグラムが、「ラ・リーガ史におけるロナウジーニョの最高のトリックの一つ」と綴って公開すると、コメント欄でファンが反応。「私の人生で見る最高の天才だった」「信じられないほど素晴らしい」「リーガ史上最高のスキルフルな選手」「クレイジー」「フットボールの詩人」「モンスター」などの称賛とともに、昨季無冠に終わった現在のバルセロナのチーム状況と比較してか、「あの頃が本当に恋しい」という言葉も寄せられていた。
今年3月に偽造パスポート所持の疑いによりパラグアイで逮捕されるなど、近年は私生活でのトラブルが目立っているロナウジーニョだが、現役時代に見せた数々のスーパープレーは、今もサッカーファンを魅了して止まないようだ。