「引退は札幌でやりたい」 元英代表FWジェイ、横断幕に”感激”…自身の思いを吐露
ジェイが公式インスタグラムを更新 「38歳ですけどまだまだ動けます」
北海道コンサドーレ札幌の元イングランド代表FWジェイが公式インスタグラムを更新した。8月29日に行われたホームの第13節名古屋グランパス戦(0-0)後にサポーターへ感謝の意を示しながら「引退は札幌でやりたい」と明かしている。
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ジェイは名門アーセナルの下部組織で育ち、イングランドをはじめとする様々なクラブでプレー。2014年にタイのムアントン・ユナイテッドに移籍すると、翌年にはジュビロ磐田に加入。1年目からJ2リーグ戦32試合20得点を記録し、チームのJ1昇格に大きく貢献した。2017年途中から札幌に加入し、今季で4年目のシーズンを迎えている。
今季は第10節川崎フロンターレ戦(1-6)に後半から途中出場して初ゴールをマーク。第11節大分トリニータ戦(1-1)にも途中出場したが、第12節サガン鳥栖戦は中止となり日程変更で行われた第29節横浜F・マリノス戦(1-4)はベンチ外だった。名古屋戦ではベンチに復帰し、後半18分からピッチに立った。その試合前には横断幕にジェイに向けたメッセージが英語で掲げられた。
「ジェイ、君にはこの街に197万人(札幌市の人口)の家族がいるよ!!」
これを受けてジェイは試合後に公式インスタグラムを更新。横断幕の写真とともに自身の思いを綴っている。
「今日は感動的な日でした。コンサドーレのサポーターに感謝してます。横断幕をみた時、喜びの涙がでました! 引退は札幌でやりたいと思っています。コンサドーレは私にとって特別なクラブです。今日の試合内容は良かったと思います。特にチームのディフェンスが良かったと思います。もし毎試合、今回のように守備が出来れば勝てます。そして今日のゲームは私にボールをまわして、私の強みを発揮できました。私は今日みたいなプレイスタイルが好きです。私はターゲットマンだけではありません、ピッチのいろんなところでボールをさわりたい。38歳ですけどまだまだ動けます!私は普通じゃないかも」
ファン、サポーターに感謝するだけでなく、引退への気持ちも明かしたジェイ。”家族”の後押しを受けて今季もさらに活躍してくれることだろう。