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W杯で対戦、“鬼才”レフティーの超絶スキルを闘莉王が絶賛 「わかっていても止められない」
「闘莉王TV」の特集で1位に選出、ファン・ペルシーの技術に改めて脱帽
昨季限りで現役を引退した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、現役時代に手も足も出なかったオランダ代表の左利きの鬼才について改めて脱帽。「引退したけれど、あの人の止め方は未だにわからない」と絶賛している。
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現在は故郷のブラジルで牧場経営など実業家として活動する闘莉王氏は、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」でサッカー王国の愉快な日常を伝えている。最新話で「現役時代にボコボコにされたFWトップ3」を特集した闘将は、自身の公式インスタグラムでトップに選出した元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーについて、改めて振り返っている。
「1位はファン・ペルシー。文句なし。日本対オランダ戦で二度対戦したけど、あの切り返しはわかっていても止められない」
2009年9月のアウェーでの国際親善試合(0-3)と、10年6月の南アフリカ・ワールドカップ(0-1)でオランダ代表と対戦した闘莉王氏。当時アーセナルのエースに君臨していたレフティーの独特なフェイントは、対処不能だったと振り返っている。
「リーチが長すぎる。対応しようと、ステップを踏み直そうとこちらの体重がかかったところで、切り返しが来る。自分のやり方には全くハマらなかった」
フェイエノールトで元日本代表MF小野伸二(現・FC琉球)と共演し、プレミアリーグでアシスト王や得点王に輝いた鬼才のドリブルには世界最高峰の名手も手を焼いていたが、闘将も珍しく白旗を上げていた。
闘莉王氏は昨年12月に現役を引退したが、ファン・ペルシーは18-19シーズンを最後にフェイエノールトで引退した。
「引退したけれど、あの人の止め方は未だにわからない」
闘将は偉大なレフティーに敬意を表していた。