「失点時に逃亡中」と伊紙に酷評されたインテル長友 万能性示すもアピール失敗に終わる

対峙したリスポリの突破を許して失点に関与

 インテルの日本代表DF長友佑都が、6日の本拠地パレルモ戦でフル出場を果たした。右サイドバックから試合中に左にシフトするなど万能性を示し、チームも3-1と勝利を収めたが、イタリアメディアから「失点時に逃亡中」と苦言を呈されるなど、評価は芳しくない。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、長友に5.5点を与えた。DFダニーロ・ダンブロージオと並ぶチーム最低点だ。「2-1にされた場面でリスポリがサイドを荒らしていた時に、一体どこにいたんだ。そしてまた気持ちを入れ替える」と酷評されている。前半45分、相手の右ウイングバック、アンドレア・リスポリがサイドを突破し、FWフランコ・バスケスのゴールをアシストした。リスポリの突破を許し、失点につながったことが減点材料となり批判の対象になっている。クロスは5本。インターセプトは5回。パスは59本成功させた。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙も5.5点の評価。ダンブロージオの、チーム単独最低点の5点に次ぐ低評価だった。「チョチェフを抑えて貴重なプレーを見せた後、リスポリをフリーにしてしまい周囲を驚かせる。安全保証を失った」と批判されている。

 

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