ニューカッスル、武藤嘉紀に“移籍勧告”と地元紙報道 「移籍先を見つけるように通達」
プレミア挑戦2年目は8試合の出場にとどまり、レギュラーの座を確保できず
プレミアリーグは新シーズンの開幕が約2週間後に近付いているが、移籍市場にはまだ大きな動きはない。そんななか、ニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀について、地元メディアは「移籍先を見つけるように通達された」と報じている。
武藤はブンデスリーガのマインツで3シーズンにわたって活躍した後、2018年夏にニューカッスルへ移籍。プレミアリーグでの挑戦をスタートしたが、2年目を迎えた19-20シーズンはリーグ戦8試合の出場に留まった。先発出場の機会を得たタイミングで負傷離脱する不運もあり、レギュラーを確保することはできなかった。
英地元紙「クロニクル・ライブ」は「クラブの判断で武藤は新たなクラブを探す」と見出しを打ち、今夏の移籍市場での動きを報道。「ヨシノリ・ムトウの代理人は、クラブから移籍期間が閉まる前に移籍先を見つけるように通達された」としたうえで、次のように伝えている。
「日本代表FWはプレシーズンのトレーニングを欠席しており、現時点ではストライカーの4番手に甘んじている。取材によると、かつてプレーしたブンデスリーガやスペインのリーガ・エスパニョーラが候補となっているようだ」
また、同紙はFWドワイト・ゲイルが負傷したことにより、スティーブ・ブルース監督が武藤をプランに入れる可能性も報じているが、「武藤はチームの一員と感じられてない」とも指摘。同時に、クラブ側としても武藤の放出によりブルース監督の要望する選手を獲得できるのなら、そちらを優先するとも伝えている。
開幕を2週間後に控え、その去就に関して具体的な報道が出てきた武藤。新たなクラブでの“再出発”を選択することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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