「メッシを欲しくないチームはない」 強敵マンC移籍の噂も…クロップ監督「見てみたい」
クロップ監督がメッシの去就問題に言及、リバプールが獲得する「チャンスはない」
イングランド・プレミアリーグで今季30年ぶりのリーグ制覇を果たしたリバプールのユルゲン・クロップ監督が、去就に注目が集まるバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及。もしイングランド参戦が実現したらプレミアリーグにとって素晴らしいとしつつも、リバプール移籍の可能性は否定した。米スポーツ専門「ESPN」が報じている。
下部組織時代から約20年間にわたりバルセロナ一筋でプレーし、数々のトロフィーをチームにもたらしてきたメッシだが、近年はクラブに対する不信感が募っているとも報じられ、先頃には各メディアが一斉にメッシが退団希望の意思をクラブに示したと伝えた。
そこで注目されているのが、退団となった場合の移籍先だ。パリ・サンジェルマン(PSG)やインテルが候補に挙がるなか、恩師であるジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執るマンチェスター・シティも有力候補と見られている。
記者会見で、メッシに関心があるかと聞かれたクロップ監督は「関心? もちろんだよ。メッシを欲しくないチームなんてないだろう」と回答。しかし、「(リバプールには)チャンスはない。我々にはあまりにも数字が大きすぎる。でも、良い選手…。(もしシティに加入したら)彼らを倒すのがさらに難しくなるだろうね」と続けた。
また、「プレミアリーグにとっても、素晴らしいことだろう。実現するかどうかは分からないが、見てみたいという気持ちはある」とも語っている。
2021年までバルセロナと契約を結んでいるメッシだが、7億ユーロ(約877億円)の違約金が設定されていたものの、メッシ側には毎シーズン終了後に契約打ち切り可能な条項が存在しているとされ、これが行使されれば、他クラブへの移籍も現実的なものとなる。
果たして、クロップ監督も夢見るメッシのプレミアリーグ参戦は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)