米MLSが開幕! 元日本代表FW工藤とドラフト1巡指名の遠藤がデビュー

先発した遠藤はPKを獲得し勝利に貢献 工藤は1点を追う終盤に投入される

 米・メジャーリーグサッカー(MLS)が7日に開幕し、2人の日本人プレーヤーがデビューを果たした。

 トロントFCからドラフト1巡指名を受けたMF遠藤翼はニューヨーク・レッドブル戦に先発出場し、後半39分までプレーした。同38分に昨季のリーグMVP、イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコの決めたPKを獲得するなど、2-0の勝利に貢献した。

 遠藤は自身のプロ選手としての第一歩をアメリカの地で踏み出した。クラブの公式サイトで公開された試合後のインタビューでは、「緊張してもなんの助けにはならないと自分も言い聞かせていた。試合前はリラックスして、音楽を聞いていた。試合前から僕にとっては心理戦があった」と、平常心でデビュー戦に臨んでいたことなどを明かした。

 柏からバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍した元日本代表FW工藤壮人は、ホームでのモントリオール・インパクト戦の後半36分、1-2と1点ビハインドの状況で投入されデビューを飾った。

 クラブ公式ツイッターではリアルタイムで試合経過を速報していたが、工藤が投入されると「Konichiwa(コニチワ), Masato Kudo」と片言な日本語の挨拶でそのデビューを伝えていた。バンクーバー・ホワイトキャップスは打ち合いの末、2-3で敗れた。工藤は得点に絡まなかった。

 日本代表入りを目指す2人の侍は、今季のMLSでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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