6カ国語操るモウリーニョ、韓国語“勉強中”と告白 ソン・フンミンとの意思疎通向上へ
「彼らの言葉を積極的に使いたい」と選手の母国語習得への意欲を語る
マルチリンガル(多言語話者)で知られるトッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が、韓国代表FWソン・フンミンとのコミュニケーションをより円滑にするために新たに韓国語を勉強しているという。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
母国ポルトガルの名門ポルトをUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたことで世界的に名を馳せたモウリーニョ監督。それ以来、イングランド・プレミアリーグの名門チェルシー、イタリア・セリエAの強豪インテル、スペインの強豪レアル・マドリード、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドの監督を歴任し、昨年11月からは現在のトッテナムを率いている。
“スペシャル・ワン”の異名も持つモウリーニョ監督は複数の言語を操るマルチリンガルとしても知られ、すでに母国語であるポルトガル語に加え、スペイン語、カタルーニャ語、英語、フランス語、イタリア語を話すことができる。しかし、「コミュニケーションが重要」と考える同監督は今回、チームのスター選手であるソン・フンミンとの意思疎通をさらに良くするために韓国語の習得も目指しているようだ。
Amazon制作のドキュメンタリー「オール・オア・ナッシング:トッテナム・ホットスパー」の公開を前にしたイベントで、モウリーニョ監督は「私にとって、チームとのコミュニケーションは非常に重要。みんなが理解できるその国の言葉を話す必要がある。チーム関係者の母国語を話すことは、クラブの文化へのリスペクトでもある。選手に関しては、私は彼らの言葉を積極的に使いたいので、今は韓国語を勉強している」と語ったという。
2015年にレバークーゼンから移籍加入したソン・フンミンは、これまでにトッテナムで229試合に出場し、85ゴールをマーク。モウリーニョ監督就任以降も12ゴールとすでに十分な活躍を見せているが、“スペシャル・ワン”とのコミュニケーションが今よりもスムーズになれば、さらなる活躍が期待できるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)