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ファン・ハール監督が“KY発言” 「トットナムの監督の方が楽」
いまだ公式戦未勝利も「現状は想像していたよりも悪くない」
就任以来、いまだ公式戦で勝ち星がなく、メディアとサポーターから批判を浴びているマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が「トットナムの監督の方が楽」と“KY発言”に及んだという。英地元紙ミラーが報じている。
昨季リーグ7位に終わった名門再建を託されながら、いまだ公式戦で勝ち星がないオランダ人監督。総額150万ポンドの移籍金を夏のマーケットに投入したことで、さらなるプレッシャーにさらされることになったが、「この仕事を引き受けたことに後悔はない。確かにマンチェスター・ユナイテッドを率いることは大きな仕事だ。だが、現状は想像していたよりも悪くない」と強気な姿勢を崩していないという。
「自分はもっと楽な仕事を選ぶこともできた。もしも、トットナムに行っていたら、仕事はユナイテッドほど大変なものではなかった。私にはスパーズに行くことは簡単なことだった。だが、私はフットボール界で最も大変なチャレンジに挑むことになる。私はトットナムではなく、この国のナンバー1クラブに加わりたかった」
ブラジルワールドカップでオランダ代表を3位に導いた指揮官にはプレミアの強豪トットナムからのオファーがあったようだが、昨季マンUよりも1つ順位が上だったトットナムと若き名将マウリシオ・ポチェッティーノ監督を見下すような発言は、まさに“KY”というしかない。
同紙によると、ファン・ハール監督は「金銭的にはトットナムもユナイテッドと同じように魅力的だったが、ユナイテッドはいまだイングランド最高のクラブ。トットナムは違う」とも発言。トットナムを引き合いに出しながら、マンUの監督を率いる厳しさをひたすら強調していたという。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web