バルサ新加入の20歳ポルトガル人FW、会見でメッシ&監督に言及 「残留してほしいけど…」
20歳のポルトガル人ウインガーFWフランシスコ・トリンコンが加入
バルセロナにとって目下の最大の問題といえば、退団の意思を示したとされるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの心を翻意できるか否かだ。それと同時並行して2020-21シーズンに向けた補強戦略を進めていくことになるが、すでに獲得が決まっていた20歳のポルトガル人ウインガーも複雑な心境を口にしたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。
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現地時間26日に入団会見に臨んだのは、20歳のFWフランシスコ・トリンコン。ポルトガルリーグのブラガに所属したトリンコンは2019-20シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)でゴールを決めるなど活躍を見せるなど主力としてプレー。世代別のポルトガル代表でも得点を量産するなど次世代のエース候補として期待が高まっており、バルサは今年1月時点で2020-21シーズンからの5年契約を結び、正式にバルサの一員となった。
トリンコンは「世界最高のクラブで、最高の選手たちと時間を共にできることは光栄です。自分の仕事をするためにここに来ました。このクラブでビッグプレーヤーになりたいです」と意気込みを語る一方で、今注目が集まっているメッシ、そしてロナルド・クーマン新監督についての質問も受け、このように話したという。
「僕はまだクーマンと話をしていない。そしてメッシには残留してほしいけど、その件については僕が話す必要があるものとは思わない」
バルサは今オフ、メッシだけでなくウルグアイ代表FWルイス・スアレス、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチらを、若返りを理由にして“構想外”としたと伝えられている。メッシの去就をはじめ不確定な部分だらけのバルサだが、クラブフロントはトリンコンらに向けて明確な指針を示すことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)