海外助っ人Jリーガー、“日本市内ツアー”を夢見る理由 「僕たちのハネムーンになる」
広島MFエゼキエウが待ち望む妻の来日、徐々に適応して横浜FC戦でJリーグデビュー
J1サンフレッチェ広島のブラジル人MFエゼキエウが、母国メディア「FOGAOnet」の取材に応じ、「最初の頃ほどの難しさはないね」と日本での生活に慣れてきたと明かした。その一方、新婚の妻を日本で待っており、日本の市内ツアーが「間違いなく僕たちのハネムーンになる」と冗談交じりに語っている。
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昨季は母国ブラジルのクルゼイロでプレーし、今季から広島に加入した22歳のエゼキエウ。「食事の面でも、プレースタイルの面でも、最初は難しかった。言葉の問題は予想していたよ」と、異国の地での生活に当初は苦戦を強いられたと振り返る。
記事では「当初はブラジル組と通訳の助けを頼りに、日本文化に適応し、コミュニケーションを取っていた」と指摘。チームメートのMFハイネル、FWドウグラス・ヴィエイラ、FWレアンドロ・ペレイラに加え、通訳やチームのサポートもあり、徐々に慣れてきたという。「今は、最初の頃ほどの難しさはないね」と口にしている。
そんなエゼキエウの悩みの種となっているのが、妻の来日問題だ。来日予定となっていたがコロナ禍で暗礁に乗り上げており、「現在、ビザが発行されるのを待っている」状態だ。記事でも「2017年に知り合った2人は、まだ一緒に暮らしたことがなく、日本で初体験となる。現時点での連絡はビデオ通話のみだ」と触れている。
来日当初は寂しさを募らせていたエゼキエウも行動範囲が広がり、「現在、彼は1人で街を出歩いており、妻が到着した時には市内ツアーをするつもりだ」と言及。エゼキエウは妻の来日を今か今かと待ち望み、日本の街を一緒に見て回る日を夢見ている。「間違いなく僕たちのハネムーンになるよ」と笑ったという。
8月1日のJ1第8節・横浜FC戦(2-0)の後半29分、MF森島司に代わって途中出場したエゼキエウはJリーグデビューを飾った。今季の出場は1試合、16分間にとどまっているが、これから出場時間を増やせるか。伸びしろ十分の若きアタッカーに期待が懸かる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)