ミラン本田、2度の決定機を外した… サッスオーロ戦で指揮官も退席し、公式戦13試合ぶり黒星
前半7分と8分のチャンスで決められず 後半37分に交代
日本代表FW本田圭佑の所属するACミランは6日、リーグ戦での敵地サッスオーロ戦に臨んだ。先発出場を果たした本田は前半2度ビッグチャンスに絡んだが、ノーゴールに終わった。攻守に噛み合わないミランは0-2で敗北。1月6日の本拠地ボローニャ戦(0-1)以来、公式戦13試合ぶりの黒星となった。
相性の悪いサッスオーロ相手に、本田は立て続けにゴールに迫った。同7分、MFジャコモ・ボナベントゥーラが左サイドから中央方向にドリブルで持ち込む。本田はスルーパスを受けようとゴール前に走り込んだが、ボナベントゥーラはシュートを選択。これが相手GKアンドレア・コンシーリがキャッチしきれない強烈なボールになり、こぼれ球に本田が詰めた。しかし、GKとの距離が近すぎて押し込むことはできず、そのままシュートをはじき出されてしまった。
続く同8分には、カウンターの局面で自陣から全力で駆け上がった。FWカルロス・バッカが自身の右を走り抜けていく本田にスルーパスを出すと、本田はトップスピードに乗ったまま右足でシュートを放った。しかし、これはGKコンシーリの正面を突き、弾き出された。背番号10は二度のビッグチャンスを逃した。
するとミランはセットプレーから先制点を与えてしまう。同27分、サッスオーロは右CKのチャンスで、マイナス方向にグラウンダーのボールを入れるトリックプレーを仕掛けた。1人スルーした後ろに走り込んできたMFアルフレド・ダンカンが左足でゴールネットを突き破らんかという強烈なシュートを決め、サッスオーロが1-0とリードした。
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