南野、古巣ザルツブルク戦で得点演出も… “凡ミス”に英紙辛口「苛立たせるボールタッチ」
ビッグチャンスでのトラップミスを指摘「マネが与えてくれたチャンスに対し…」
リバプールは現地時間25日、プレシーズンマッチでザルツブルクと対戦し、2-2と引き分けた。日本代表MF南野拓実は後半頭から途中出場し、古巣対決が実現。英紙は1得点の起点となったプレーを評価しつつ、「マネが与えてくれたチャンスに対し、苛立たせるボールタッチとなった」とチャンスを棒に振った場面についても触れている。
今季30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールだが、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16と早期敗退を喫していたため、7月26日のプレミアリーグ終了とともに束の間のオフに突入。約半月の休暇を経て、オーストリアでキャンプインしている。南野にとっては移籍後初となるプレシーズンとなるなか、親善試合で古巣のザルツブルクと対戦した。
リバプールは前半3分、13分に立て続けに失点を喫し、2点のビハインドで前半を折り返すと、後半頭からメンバーを総入れ替え。南野も最前線に配置された。後半27分には南野の縦パスに抜け出した元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが折り返し、FWライアン・ブリュースターが押し込んで1点を返した。
さらに後半36分にもブリュースターがネットを揺らして同点に。試合は2-2で終了した。英地元紙「リバプール・エコー」はザルツブルク戦に出場した選手を評価。南野については「マネが与えてくれたチャンスに対し、苛立たせるボールタッチとなった。それでも、ブリュースターの得点の起点となった。安定はしていた」と指摘している。
1点目を演出したことで古巣相手に一定の存在感を示した南野だったが、カウンターの場面でセネガル代表FWサディオ・マネからパスを受けてボールタッチをミスした場面についても、現地メディアは見逃してはいなかった。勝負のシーズンとなるだけに、プレシーズンで少しでも目に見える結果を残したいところだ。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)