「彼はどこへ行く?」 退団報道のメッシ、“新天地”のあらゆる可能性を英メディア考察
レアル行きの可能性は否定 母国アルゼンチンやアジアへの移籍も除外か
また、バルセロナの宿敵レアル・マドリードがメッシにアプローチという報道もあったようだが、こればかりはメッシ陣営が即座に否定された。「そのオプションはバルサに対する怒りとは関係なく、実現の見込みはない」と一蹴されている。
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可能性は低いとの前提のうえで、欧州外のクラブへの移籍についても言及されている。「ロマンティックなオプション」とされている、アルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズへの復帰だ。メッシが幼少時代を過ごした唯一の古巣クラブで、母国でのプレーとなれば大きな話題を呼ぶことになるだろう。
ただし、アルゼンチンでのプレーは3人の子どもたちの安全面に懸念があり、プレーレベルの大幅な低下も意味することから現実的ではないという。
また、同様の理由からアジアへの移籍についても除外されると指摘されている。「バルサの元チームメートであるシャビとアンドレス・イニエスタはカタールと日本での経験を称賛しているが、(メッシとの)大きな違いは、彼らも認めているように、カンプ・ノウを去る時にすでに衰え始めていたということだ」。まだ全盛期にあるメッシはCLでの成功を求めており、欧州の第一線から離れ、シャビやイニエスタと同じルートを辿ることはまだ考えにくい状況のようだ。
また、最後にバルセロナ残留の可能性については「完全に排除することはできない」とした。そのうえでメッシの退団宣言は不満の種となっているジョゼップ・マリア・バルトメウ会長を追い出すための試みなのではとされ、反対に同会長もメッシの契約解除金7億ユーロを巡って法廷闘争に出る可能性が指摘されている。「最悪のシナリオはメッシが2020-21シーズンにまったくプレーしないということ」と去就問題のさらなる泥沼化が懸念されている。
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全世界が注目しているメッシのバルサ退団騒動は、どのような決着を見るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)