朝食時間に遅刻した選手はメンバー落ち

　今季公式戦で勝ち星のないマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督がこのたび、試合前日夜に選手の携帯電話を回収するというチーム内規則を新たに設定したことが明らかになった。英地元紙デイリー・メールが報じている。

　移籍市場で潤沢な資金力にものを言わせた大補強で世間の注目を集めたオランダ人指揮官の次なる策は恐怖の管理体制だった。名門にとって1972年以来となるホーム開幕戦敗北の恥辱に始まり、リーグカップで3部MKドンズ相手に0-4と惨敗を喫したファン・ハール監督は選手に対し、勝利にのみ集中させるために選手から携帯電話を一時没収することを決めた。すでに朝食の時間に遅刻してきた選手はメンバー落ちという規則も制定しているという。

　コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリアという大補強に続き、ピッチ外も徹底した管理サッカーを打ち出したファン・ハール監督。その強権で結果を出せるのか、注目は高まるばかりだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web