ファン・ハール、マンU時代の逃した“補強候補者リスト”を告白 「私のウィッシュリストに…」
レバンドフスキが困難と判明するやイグアインへシフト 他にはマネやマフレズにも興味
オランダ人指揮官のルイス・ファン・ハール氏が、2014~16年まで率いたマンチェスター・ユナイテッドで獲得を狙っていた豪華な“補強候補者リスト”を明かした。2年間で約370億円超えの大型補強を敢行したものの、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ブラジル代表FWネイマールなど獲得が叶わなかった大物選手は数多くいたようだ。
ファン・ハール氏は2014年のブラジル・ワールドカップ終了後にユナイテッドの監督に就任。1年目のオフシーズンから、当時のクラブ史上最高額となる5970万ポンド(約83億円)でアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(現パリ・サンジェルマン)を獲得するなど積極補強を展開した。
在任期間は2年と短命だったが、その間に現在のチームでも主軸のイングランド代表DFルーク・ショーやフランス代表FWアンソニー・マルシアルといった選手たちを次々に獲得し、補強に計2億6700万ポンド(約370億円)を投じた。
しかし、ファン・ハール氏はのちにこれらの大型補強の中で、自身の目当ての選手は一人もいなかったとクラブの補強策に苦言を呈している。
では、実際にはどんな選手を求めていたのだろうか。オランダ人指揮官は英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」のインタビューで、当時の“欲しいものリスト”に入っていたスターの名を明かしている。
「私はロベルト・レバンドフスキが欲しかった。それが難しいと分かると、代わりにゴンサロ・イグアインの獲得に動いた。マンチェスターに到着する前には、首脳陣とネイマールについても話した。ユナイテッドにいるのであれば、物事は大きく考えなければならない。彼はユニフォームの売上という意味でも興味深い存在だったし、私はクイックなウインガーを求めていたからね。同じ理由で、サディオ・マネやリヤド・マフレズも獲得をトライしていた」