相思相愛のチェルシーがリード!? ミランで不動のイタリア代表MFにプレミア勢が熱視線

ミランは手取り年俸最大3億円超で慰留へ

 そして、チェルシーには現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が、来季指揮官として就任することが濃厚になっている。現在、最も熱心な動きを見せているというチェルシーは、欧州選手権のイタリア代表メンバーに選出されることが濃厚なボナベントゥーラとコンテ監督の関係性を生かして、交渉を有利に進める狙いがあるとした。もちろん、プレミア初挑戦が濃厚なコンテ監督にとっては、母国語が通じるテクニシャンは目玉補強になる。

 ボナベントゥーラがアタランタに所属していた2012年に、衛星放送局「スカイ・スポーツ」が行ったインタビューで「僕はロンドンとチェルシーが好きで興味がある」と応じていたという。ミランでは現在100万ユーロ(約1億3000万円)の年俸で、2019年6月までの契約となっている。アドリアーノ・ガリアーニCEOは、これを倍額以上となる手取り200万ユーロ(約2億6000万ユーロ)から250万ユーロ(約3億2500万円)に昇給し、2020年6月までの延長契約を結び直す交渉をスタートさせていると報じた。

 左で攻撃メインの振る舞いを見せるボナベントゥーラと、右でバランスを取る本田は今やミラン復活の象徴とされている。才気あふれるイタリア人MFは、ロッソネーリ(赤と黒)の未来を担う旗頭となるのだろうか。それともプレミアを彩る名将たちの目玉補強として、海を渡ることになるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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