スアレス、新生バルサで「構想外」 クーマン新監督が勧告、契約解除へ協議と現地報道
33歳FWスアレス、クーマン新体制で構想外か 移籍金ゼロでの放出も?
バルセロナの新監督に就任したロナルド・クーマン氏が、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対して直接、来シーズンの構想に入っていないことを伝えたという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
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2014年夏にリバプールからバルセロナに移籍したスアレスは、6シーズンで公式戦198得点を叩き出し、クラブの歴代最多得点者ランキングでは3位。これまでにリーガ・エスパニョーラ優勝4回やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇など数々のタイトルを獲得してきたが、19-20シーズンは負傷に苦しめられ、33歳という年齢からも、すでにキャリアのピークは越えたと考えられている。
クーマン新監督は、エースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを中心にチームの再建を図ると公言する一方で、スアレスやスペイン代表DFジョルディ・アルバらの放出を考えていると伝えられてきた。
そんななかスペインラジオ局「RAC1」は、クーマン監督が「すでにスアレスに関して、ラ・リーガでの新シーズンでは構想外という結論に達している」と報道。スアレスの弁護士は21年6月まで残る同選手の契約について、クラブと契約解除に向けた話し合いを行う予定だという。
また「RAC1」は先頃、同監督がオランダ代表での教え子だったリヨンのFWメンフィス・デパイを、スアレスの後継者足りうる存在として獲得を求めているとも伝えていた。
「デイリー・ミラー」紙は、スアレス本人は退団を望んでいないとされているものの、構想外であることをクーマン監督から告げられた今、「フリートランスファーでチームを去ることを決断する可能性もある」との見解を示した。スアレスにはメジャーリーグサッカー(MLS)のみならず、古巣であるオランダの名門アヤックスからもオファーが届いていると伝えられているが、果たして、どのような決断を下すのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)