リバプール南野は「準備ができている」 現地メディアが“パフォーマンスアップ”を指摘
プレシーズンマッチ初戦のプレーに英地元メディアが注目 「よりシャープになり…」
リバプールの日本代表MF南野拓実は、新シーズンに向けたキャンプで存在感を示している。プレシーズンマッチ初戦では切れ味鋭い動きを披露しており、英地元メディアは「彼の持ち味をついに垣間見ることができた」と報じるなど、期待を寄せている。
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1月にザルツブルク(オーストリア)からリバプールへ加入した南野は、移籍1年目でリーグ戦10試合に出場。たびたびチャンスを得た反面、十分にフィットし切れず、不本意のままシーズンを終えた。移籍2年目での挽回を期すなか、今月15日から始まったオーストリアでのプレシーズンキャンプでは、まずまずのスタートを切っている。
南野は、現地時間25日に行われたザルツブルクとのフレンドリーマッチ(2-2)に後半頭から出場。2点ビハインドで迎えた同27分には、MFジェームズ・ミルナーとのパス交換からFWライアン・ブリュースターがあげたゴールの起点となった。
同じく後半の頭から出場した22日のシュツットガルト戦(3-0)でも、鋭いターンやステップでDFをかわす場面や激しい当たりに屈せずボールを繋げるシーンを見せ、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は「彼の持ち味をついに垣間見ることができた」と伝えた。
記事では「1月に到着して以来、プレミアリーグでは体幹の強さや動きの悪さが気になることもあった」と綴られた一方、「プレーはよりシャープになり、しっかりとポジションを取り、空間認識はより良くなり、守備はより計算されたものになっていた」と、今後への期待を寄せられている。
同メディアから「プレミアリーグでのテストは引き続き必要だろうが、彼は今、その挑戦に挑むためにこれまで以上に準備ができているように見える」と評価された南野。29日に開催されるFAカップ王者アーセナルとのコミュニティー・シールドで、チャンスを掴めるかに注目が集まる。