俊輔の芸術弾は”人生で不変のもの” 英メディアが「彼は永遠にFKで輝き続ける」と大絶賛
セルティックで語り継がれる伝説の数々
37歳となっても錆びつかない高精度FKは、まさに伝説として語り継がれている。「2009年にセルティックを去った元日本代表は、敬愛なフープス(セルティックの愛称)サポーターの心を鷲掴みにしている」と、現地での人気が今も絶大であると伝えている。
2005年から09年に在籍したスコットランドの名門セルティックでは中心選手として君臨し、3度のリーグ優勝など多くのタイトルをもたらした。特に2006-07シーズンにマンチェスター・ユナイテッドを相手にUEFAチャンピオンズリーグの舞台で決めた2本の直接FKや、その年のリーグ戦、勝てば優勝というキルマーノック戦で後半アディショナルタイムに決めた決勝FKなどは、今もファンの間で語り草となっている。
昨季は、現日本代表メンバーである、東口順昭(G大阪)、西川周作(浦和)、六反勇治(仙台)という代表戦士を相手にFKを決めるなど、歴史にその名を刻み続けている。衰えを知らぬFKの達人は、その記録をどこまで伸ばしていくのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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