ミラン監督が”特別な10番”本田に寄せる信頼 「このシステムで最も重要な選手の一人」
本田に託す”バランサー”としての使命
背番号10は本来的に攻撃を司り、決定的な仕事を求められる特別な存在だ。そして本田はアシストでも勝利に貢献しているものの、ミハイロビッチ監督は「典型的な10番ではない」と言い切る。豊富な運動量で攻守に奮闘するバランサーとしての使命を、担っているという。
昨年12月に4-4-2システムに変更したミランで、指揮官は本田を右のサイドハーフに固定している。そして、このシステムでは最重要選手の一人であると手放しで称賛している。昨年10月4日のナポリ戦後には、ベンチを温めた本田がミハイロビッチ監督の采配を批判するなど、一時は緊張も走った両者だが、雪解けは済んでいる様子。指揮官は”バランサー本田”に、全幅の信頼を寄せている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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