ビジャレアル初陣の久保建英、45分間のプレーを現地紙分析 「周囲はそれ以上を期待していた」

カルタヘナ戦で45分間プレーしたビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】
カルタヘナ戦で45分間プレーしたビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】

カルタヘナ戦で45分間プレー 積極的な動きを見せるも“大人しいパフォーマンス”と指摘

 レアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍した日本代表MF久保建英は現地時間23日、プレシーズンキャンプ中に行われたスペイン2部カルタヘナ戦(3-1)に後半から途中出場。45分間のプレーに対し、現地紙は「才能の片鱗を見せたが…」と分析している。

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 試合は開始早々、FWジェラール・モレノのスルーパスを受けた19歳の有望株FWフェル・ニーニョがあっさりとゴールネットを揺らし先制点をゲット。その後同点に追いつかれたものの、前半24分にはモレノが勝ち越しゴールを決めて前半を折り返した。

 1点リードで迎えた後半から、久保は背番号16をつけて登場。右サイドでのテクニカルなボールキープや相手ライン間に入ってボールを受ける動きを積極的に見せると、味方との連動したプレッシングでボールを奪う場面もあった。

 3-1でビジャレアルが勝利したなかで、久保は45分間プレー。スペイン紙「マルカ」は「久保、パレホ、コクランが新生サブマリンの出だしでデビュー」と報じた一方、スペイン紙「AS」は想定よりも“大人しいパフォーマンス”だったとの見解を述べている。

「いくつかの日本メディアと多くのカメラマンに追われていた久保は後半に出場。日本人選手はその才能の片鱗を見せたが、周囲はそれ以上のものを期待していた」

 まだ新天地の初陣を終えただけで、この日の45分だけで何かを評価するのは時期尚早だが、強豪ビジャレアル移籍により、マジョルカ時代以上に期待値が高まっているのは間違いないようだ。

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