南野&20歳FWが「リバプールの新たなジレンマ」に? 地元紙が指摘「オプションを提供」

新戦力にも注目が集まる中、南野拓実も存在感を発揮【写真:Getty Images】
新戦力にも注目が集まる中、南野拓実も存在感を発揮【写真:Getty Images】

シュツットガルト戦で評価を高めた南野とブリュースターの出場機会が増加か

 リバプールは現地時間22日、プレシーズンの親善試合でシュツットガルトと対戦し、3-0で勝利収めた。この試合では日本代表MF南野拓実らが活躍を見せており、英地元紙「リバプール・エコー」は「リバプールの選手選考に新たなジレンマ」と見出しを打ち、ポジション争いの展望を伝えている。

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 リバプールは19-20シーズン序盤から圧倒的な強さを見せつけ、異例のハイペースで勝ち点を積み上げた。終盤にはやや失速して歴代最多勝ち点記録の更新こそならなかったものの、勝ち点99で2位マンチェスター・シティに「18」の差を付ける独走優勝。30年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。一方で王者として臨んだUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト16敗退。そのため、リーグ終了とともにオフに突入。すでにオフは終了し、チームは新シーズンに向けたキャンプをスタートした。

 そのなかで22日には親善試合で日本代表MF遠藤航の在籍するシュツットガルトと対戦。前半15分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、同40分にギニア代表MFナビ・ケイタがネットを揺らし、2-0で前半を折り返すと、後半頭から大幅にメンバー変更が施され、南野もピッチに立った。後半23分には20歳のFWライアン・ブリュースターが追加点を奪って、盤石な勝利を収めている。

 この試合のパフォーマンスで評価を高めているのが、南野とブリュースターの2人だ。「リバプール・エコー」は「タクミ・ミナミノとライアン・ブリュースターにより、ユルゲン・クロップ監督はリバプールの選手選考に新たなジレンマを抱える可能性」との見出しで、まずはプレシーズンで出場機会の増加が見込まれる2人の今後に注目。現地時間25日に控えるザルツブルク戦を前に、次のように展望している。

「クロップはザルツブルク戦で、これまでと異なる組み合わせを試そうとするかもしれない。南野が古巣との一戦で先発メンバーに名を連ねても、驚きではない。ライアン・ブリュースターは(シュツットガルト戦の)後半に印象的なプレーを見せ、素晴らしい得点も決めた。クロップに対して、前線の構成を入れ替えるオプションを提供しそうだ」

 リバプールは強力3トップが絶対的なレギュラーとして君臨しているが、連覇を目指すうえではサブからの“突き上げ”も不可欠。その第一候補として、南野に懸かる期待も徐々に大きくなっているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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