バイエルンMFペリシッチ、CL全勝制覇の快挙の“功労者”を称賛 「ノイアーのおかげ」
バイエルンを最後方から支えた守護神ノイアーのおかげで優勝できたと称賛
ドイツ王者バイエルンは、23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)に1-0で勝利。全勝優勝という史上初の大記録を成し遂げたが、クロアチア代表MFイバン・ペリシッチは「ノイアーのおかげで優勝できた」と守護神を称賛した。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
ペリシッチは準々決勝のバルセロナ戦(8-2)ではゴールを決める活躍を見せていたが、この日は古巣対決のフランス代表MFキングスレー・コマンがスタメン出場されたためにベンチスタート。そのコマンが先制点を奪った後に途中出場し、ピッチ上で優勝の瞬間を迎えた。
試合後のペリシッチは、衛星放送局「スカイ・スポーツ」のフラッシュインタビューに対して、「この特別なものは、サッカーを始めたころから夢に見るもの。CLの優勝は本当に嬉しい。ファンがいない環境だったのは残念だけど、明日にはドイツで彼らと喜んで、来年はファンと一緒に成し遂げられるか見てみよう。PSGは素晴らしいチームで、強力な選手たちがいたし、良いプレーをしていた。でも、僕たちには世界一のGKがいる。ノイアーのおかげで優勝できた」と話した。
バイエルンの守護神ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは、安定したセービングだけでなくPSGのプレスを受けても悠々とサイドにミドルパスを通すなど最上級のプレーを披露。様々な意味でバイエルンを最後方から支え、まさに世界ナンバーワンクラスのGKという評価にふさわしいプレーだった。
一方で、ペリシッチに関しては来季もバイエルンでプレーするかは微妙な情勢にある。今季、セリエAの強豪インテルから期限付き移籍で加入するも、買い取りオプションは行使されていない。一方で、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ最高経営責任者(CEO)は、インテルと継続的に交渉する意思を示している。
去就についてペリシッチは、「インテルに悪い感情はない。彼らとCLを獲れていないのは残念だけど、ここバイエルンで(国内タイトルと)三冠を達成できた。インテルとの契約はあと2年あるけれども、何が起こるか見てみよう。すべてが起こり得る。着地点を見つけるだろうし、話し合うだろう。今日は仲間と喜んで、明日は家族と喜びたい。そうやって休んでから将来について考えよう」と、現状を説明した。
イタリアメディアの報道では、買い取りオプションとして付帯していたのは2000万ユーロ(約24億円)の条件で、バイエルンの希望は1000万ユーロ(約12億円)強まで。一方のインテルにとっては、契約に基づけば2シーズンで1500万ユーロ(約18億円)の年俸支払いが発生して悩ましい部分だとされていた。
バイエルンの中で貴重な戦力となりCL優勝にも貢献したペリシッチは、来季も欧州を完全制覇したドイツ王者の一員としてプレーするのだろうか。
[ftp_del]
[/ftp_del]
[ftp_del]
>>【PR】イングランド・プレミアリーグをDAZN(ダゾーン)で見よう!ネットでの視聴方法はこちら!
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)