イブラヒモビッチ、ミランとの契約延長は未確定 交渉は継続中…代理人明言「良い段階」
ミラン残留が基本線も、代理人のライオラ氏が現状説明 「まだ合意には至っていない」
今年1月にイタリア・セリエAの名門ACミランに加入し、チームの成績好転の原動力になった元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、いまだに来季の契約に合意していないことが明らかになった。代理人のミノ・ライオラ氏が英衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版に明言した。
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イブラヒモビッチは2012年夏までミランでエースストライカーとして活躍したが、クラブの財政状況の悪化を受けてパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。その後、マンチェスター・ユナイテッドを経て、米メジャーリーグサッカーのロサンゼルス・ギャラクシーでプレーし、昨年いっぱいで契約満了となった。
ミランはそのタイミングでイブラヒモビッチへオファーを提示し、約7年半ぶりの復帰が決まった。すると、シーズン前半戦の低迷から徐々に復調し、後半戦だけの成績なら優勝したユベントスに匹敵する勝ち点を獲得。イブラヒモビッチの存在の大きさが明確に示された。
イブラヒモビッチとの契約は今シーズンいっぱいまでとなるものの、1年間の延長オプション付きとされている。今後の去就が注目されるなか、代理人のライオラ氏はオプション契約について、いまだ合意していないことを明言した。
「交渉は良い段階にあり、話し合っている。まだ合意には至っていない。それはお金の問題でも、信念とスタイルの問題でもなく、多くのことがある。例えるなら結婚は2人で行われるもので、イブラが留まりたくない場合、交渉はしない。私はいつものように楽観的だ。そうでなければ、私たちは(交渉を)続行しない」
最終的にミランはイブラヒモビッチを留めたく、イブラヒモビッチもまたミランに留まりたいのが基本線のようだ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」によると、イブラヒモビッチが700万ユーロ(約8億4000万円)を要求している一方、ミランは500万ユーロ(約6億円)で留めたく、成果ボーナスが追加されても最大600万ユーロ(約7億2000万円)という予算状況を報じた。
果たして、ミランとイブラヒモビッチは来季も共闘するための落としどころを見つけられるのか。敏腕代理人ライオラ氏がどのような条件でまとめにかかるのかも注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)