「久保は控えめなデビュー」と現地紙評価 ビジャレアル初実戦、“背番号16”で途中出場
カルタヘナ戦に後半から出場、加入後初の実戦に臨む
レアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍した日本代表MF久保建英は現地時間23日、プレシーズンキャンプ中に行われたカルタヘナ戦に後半から途中出場し、新天地で初となる実戦に臨んだ。
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ビジャレアルはチーム関係者に2名の新型コロナウイルス陽性反応者が出たことによって、トレーニングキャンプが数日遅れての開始となっていた。その中で行われた一戦、久保らはマスクを着用してベンチ入りした。試合は開始早々、FWジェラール・モレノのスルーパスを受けた19歳の有望株FWフェル・ニーニョがあっさりとゴールネットを揺らし先制点をゲット。その後同点に追いつかれたものの、前半24分にはFWジェラール・モレノが勝ち越しゴールを決めて前半を折り返した。
1点リードで迎えた後半から、久保は背番号16をつけて登場。右サイドでのテクニカルなボールキープや相手ライン間に入ってボールを受ける動きを積極的に見せると、味方との連動したプレッシングでボールを奪う場面もあった。
試合は後半26分に、スペイン代表FWパコ・アルカセルのシュートのこぼれ球を押し込んだFWマリオ・ゴンザレスの追加点で3-1としたビジャレアルが勝利。現地紙「AS」は「ジェラールは順調だ。ウナイ・エメリ監督の初陣となったカルタヘナ戦で、ゴールとアシストをマーク。黄色のユニフォームを身にまとった久保は控えめなデビューとなった」と評している。
次のプレシーズンマッチは現地時間25日にテネリフェ戦が行われ、久保にとってアピールの場が続くことになる。
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