ワールドクラスの芸術弾は「強めに蹴った」 横浜M中村がJ最多記録更新の直接FK21得点目
2位のG大阪MF遠藤とFKで4ゴール差
「当たってなかったので、練習で。ちょっと芝も硬いですし、足首も足も入らないので、ちょっと強目に蹴ったのが良かったと思います」
芝の感覚を察知したレフティーは通常のFKよりも力を込めた。セルティック時代は「PKよりもFKが得意」とまで絶賛された名手は同点弾をいともたやすく決めた。FKでの通算17ゴールのG大阪MF遠藤に4本差と突き放した。
2月27日に行われた仙台との開幕戦はインフルエンザで欠場した。キャプテン不在の試合でチームは0−1で敗戦した。今節での初勝利もお預けとなったが、中村の一発でチームを連敗の危機から救った。次節(12日)もアウェー、新潟との一戦を控えている。チームをけん引する天才レフティーは「次、勝ちます」と一言。はるばる敵地で天才の妙技を堪能したサポーターに勝利を誓った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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