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室屋成、ハノーファー移籍のワケを“告白” 地元メディアが注目「元気くんも決定の理由」
今夏ハノーファーに移籍した室屋が地元メディアのインタビューに応じる
今夏、日本代表DF室屋成がFC東京からドイツ2部ハノーファーに移籍した。チームメートの日本代表FW原口元気と開幕に向けて調整を続けている室屋がドイツメディア「SPORTBUZZER」のインタビューに応じた。移籍を決意した理由などを明かしている。
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現在26歳の室屋は、明治大に在学中の2016年にFC東京へ加入。翌シーズンからレギュラーに定着し、プロ4年目の昨季は最後まで優勝争いを繰り広げたチームで不動の右サイドバックとして君臨した。日本代表としても10試合出場の実績を持つ。
室屋は16日からドイツに滞在しており、チームメートの原口とともに開幕へ向けて調整している。もともと室屋は海外志向が強く、ハノーファーと3年契約を結んだ。右サイドバックとしてさらなる飛躍が期待される26歳は、新天地を決めた理由を明かしている。
「ヨーロッパに来るという決定は特に難しいものではありませんでした。私は心配することもなく、ためらうこともなかった。(原口)元気くんは、ハノーファーは美しい街だと言っていました。僕はハノーファーに非常にポジティブなイメージを持っています。僕は代表チームで元気くんと一緒にプレーしていて、とても上手くいっていました。ハノーファーに来るチャンスがあった時、もちろん元気くんも決定の理由でした」
初めての海外挑戦となる室屋。日本代表で一緒にプレーし、ハノーファーの10番として活躍する原口の存在は大きかったようだ。ドイツでの生活にも徐々に慣れてきているという。
「最初に、元気くんはハノーファーでアジア料理を紹介してくれました。韓国料理、日本料理を食べました。ドイツ料理はまだ楽しめていません。僕の妻と1歳半の息子はまだここにいません。僕は慣れるまで家族をここに連れてきません。ドイツでの運転には慣れてきましたね。日本は左通行ですが、だんだん慣れてきている」
現在はドイツ語と英語の勉強に励んでいる室屋。好きなドイツ語を聞かれると、冗談交じりに笑顔で「ゲーゲンプレス!そしてツヴァイカンプフ(デュエル)」と答えた。背番号21に対する思いも告白。バイエルンの”英雄”元ドイツ代表DFのフィリップ・ラーム氏が背負っていた番号で憧れの存在だったようだ。
「フィリップ・ラームは子供の頃、ワールドカップの時テレビで見ましたが、並外れた選手でした。それがずっと僕の記憶に残り、『21』が空いていることを知ったときにすぐに考えました。ハノーファーのフィリップ・ラームになるとは言えませんけど、ここでこの背番号にふさわしい存在になれるように頑張りたいです」
ハノーファーは9月19日の開幕戦でカールスルーエと対戦。室屋は原口とともにスタメン奪取を目指す。
(FOOTBALL ZONE編集部)