シティ、グアルディオラ監督の後任探し リストアップされている候補4人とは?
最有力候補は前トッテナム監督ポチェッティーノ氏、ナーゲルスマン氏らも浮上
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝でリヨンに1-3で敗れ、敗退となったマンチェスター・シティは、ジョゼップ・グアルディオラ監督との契約満了後の人事を考え始めたようだ。英誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
2016年にシティの監督に就任したグアルディオラ監督は、あと1年の契約を残している。新シーズンで5シーズン目を迎えるなか、過去に指揮したバルセロナ、バイエルンよりも長期に渡って指揮を執ることとなる。
イングランド国内で2度のプレミアリーグ制覇を含め、数々のタイトルを勝ち取り、成功を収めているグアルディオラ監督だが、ヨーロッパの舞台で勝てていないため、シティの選手のなかからは彼の戦術に不満の声も上がり始めているという。
リヨン戦では3バックで戦ったこと、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズ、イングランド代表FWフィル・フォーデンらを起用しなかったことが、敗因に挙げられている。
これまでグアルディオラ監督に対して、公私においてバックアップをし続けてきたクラブだが、CLで勝ち続けられない現状もあり、契約満了後には新監督を迎える準備も進めているという。
最有力候補に挙がるのは、前トッテナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏だ。ペップ同様、現役時代にエスパニョールでマルセロ・ビエルサ監督の薫陶を受けた同氏は、昨季の解任後、いまだにフリーとなっている。
もう1人は今季、RBライプツィヒを率いてシティを上回るCL4強に導いたユリアン・ナーゲルスマン監督だ。若く、カリスマ性のある監督にシティの幹部は注視しているという。記事によれば、それ以外にもアルゼンチンのリーベル・プレートを率いるマルセロ・ガジャルド監督、アーセナルのミケル・アルテタ監督も候補に含まれているという。
同一クラブを指揮して、初めて5シーズン目を迎えるグアルディオラ監督は、契約最終年、クラブに悲願の欧州タイトルをもたらせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)