元独代表FW、レアル構想外のベイルに苦言 古巣トッテナム復帰を切望「大歓迎だ」
現役時代にトッテナムで活躍したクリンスマン氏、ベイルの現状について言及
現役時代にトッテナムなどで活躍した元ドイツ代表FWユルゲン・クリンスマン氏が、レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルの現状について語り、「彼は時間を無題にしている」とコメントした。スペイン紙「AS」が報じている。
2013年にレアルに加入したベイルだが、2020-21シーズンはジネディーヌ・ジダン監督の下で構想外となり、ゴルフに興じる姿やスタンドでの奇行など、プレーと関係ないことが取りざたされることが増えた。レアル加入以前にプレーしていたトッテナムへの復帰も報じられるなかで、クリンスマン氏はその動きを歓迎した。
「現役時代というのは、驚くほど時間が早く過ぎ、一瞬たりとも無駄にできない」と話すクリンスマン氏は、超高額の年俸での契約が2022年まで残っているため、レアルを離れることができないとされるベイルの現状に苦言を呈す。
「ベンチを温めるというのは、選手にとって最悪のことだ。すべての選手にとって重要なのは、ピッチに立ち、プレーすることだ。物事が上手くいかないのであれば、遅かれ早かれ、次に進むべきだと考えるべきだ。もはや、お金は問題ではないはずだ。ガレスが下すべき決断に、お金が影響することはない。だが、個人の問題はある。家族やライフスタイルは、考慮されることだ」
そして、報じられているトッテナム復帰については、「彼のような選手をテレビで見ることができるのは、嬉しいことだ。トッテナムファンとして、私は彼のスパーズ復帰は大歓迎だね」と言及した。
選手としてのポテンシャルは世界屈指であるベイル。クリンスマン氏の希望通り、再びトッテナムのユニフォームをまとい、プレミアリーグで戦う姿が見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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