コウチーニョ、リバプール復帰説に海外記者が疑問 「南野以上の役割を提供されるとは…」

今季はバイエルンでプレーをしたMFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
今季はバイエルンでプレーをしたMFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

去就が不透明なコウチーニョは「再びローテーションのピースにならないことが重要」

 バルセロナからバイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍中のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは来季の去就が不透明な状況にある。選択肢の一つとして古巣リバプール復帰の可能性も取り沙汰されているが、海外記者は「リバプールに南野以上の役割を提供されるとは限らない」と指摘している。

 今季バイエルンはブンデスリーガ8連覇、DFBポカール連覇を果たし、二冠を達成。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも決勝に進出しており、三冠に王手をかけている。今季バルセロナから期限付き移籍で加入したコウチーニョはスーパーサブの役割を担っており、準々決勝の古巣バルセロナ戦(8-2)でも、後半30分から出場して2ゴール1アシストを記録した。

 一方、完全移籍の設定額が高額であるため、現地メディアではバイエルンが買取オプションを行使することはないと報じられている。バルセロナも売却を望んでいるとされており、来季の去就が不透明な状況にある。そんななか、スペイン人のフラン・ギレン記者は公式ツイッターで「コウチーニョは(ロナルド・)クーマンにとって役に立つ選手なだけでなく、欧州リーグのレベルで状況を打開できるフットボーラーだ」とバルセロナ復帰を推奨した。

 2013年から5年間在籍したリバプールへの復帰の可能性も報じられているが、同氏は次のように主張している。

「非常に賢明なアプローチのように見えるが、リバプールに南野以上の役割を提供されるとは限らない。彼にとっては、再びローテーションのピースにならないことが重要だ」

 現在のリバプールにとって、前線どこでもプレーできることに加え、攻守にわたり惜しみなくハードワークする南野のほうが起用する目処を立てやすい存在であることを指摘していた。ワールドクラスの実力は健在なだけに、コウチーニョの動向は今後も注目されそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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