長友佑都、“盟友”内田篤人とのCL日本人対決を回顧 伝説の一戦で引退惜別「ここに残させて」
長友が公式インスタグラムでCLでの一コマを投稿 「いろんな感情出てくるから…」
今季限りでの現役引退を発表した鹿島アントラーズ元日本代表DF内田篤人と長年日本のサイドバックを牽引してきたDF長友佑都が公式インスタグラムを更新した。内田の現役引退を惜別し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で対戦した際の一枚を公開。「なんかこの一枚だけでいろんな感情出てくるからここに残させて」と、複雑な思いを綴っている。
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内田は2006年に清水東高から鹿島へ入団。高卒新人でクラブ史上初の開幕スタメンを飾り、1年目から28試合に出場した。右サイドバックとして瞬く間に主力選手に上り詰め、2010年7月にドイツ移籍を決意。名門シャルケで計7シーズン戦い、移籍1年目の2011年にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でクラブ史上初、日本人としても初めてのベスト4進出に貢献した。この準々決勝で内田はインテルに所属していた長友と対戦。大会史上初めてとなる日本人対決が実現し、シャルケが勝利した。
その後内田は、2015年3月に右膝の膝蓋腱を負傷して以降怪我に苦しみ、17年に2部のウニオン・ベルリンへ移籍。18年に鹿島へ復帰を果たし、今季は第2節川崎フロンターレ戦に先発出場していた。
そんななか、内田は20日に今季限りでの引退を発表。鹿島との契約は8月31日で終了となり、23日の本拠地・ガンバ大阪戦終了後に引退の挨拶、翌24日に記者会見が予定されている。
これを受けて、長友が一枚の写真を公式インスタグラムに投稿。CLで実現した日本人対決の一コマを公開した。長く日本代表の両翼を牽引してきた2人の対戦は“伝説”の一戦。“相棒”の長友は複雑な思いを明かした。
「なんかこの一枚だけでいろんな感情出てくるからここに残させて。日本人で唯一CLベスト4の舞台で戦った篤人の記録を、俺は今も追い続けてる」
これにファンからも「日本の両翼が世界で活躍する姿は忘れようがない事実」「二人がSBだった代表チーム大好きでした」「素敵な写真ありがとうございます」「まじ最高でした!」「胸熱」と、感激の声が届いた。長友にとって忘れられない一日は、多くのファンの心にも残っていることは間違いない。